2017年10月4日水曜日

HOマイノリティ

愛読している鉄道模型に関するブログ兼ホームページがあります。
筆者の方の鉄道模型への深い造詣と愛情が感じられるもので、またその楽しみを平易な言葉でわかりやすく伝えておられる。

私はそのブログ兼ホームページを読んで「こういう世界もあるのか」と心惹かれ、半年ほど前に、にわかに鉄道模型を始めた者です。

その筆者の方が、先日、ブログの中で「日本でのDCCの普及は難しい」という趣旨の事をコメントされていました。
正直なところ、多分そうであろうな、と薄々感じてはいたのですが。。。

思うに、
日本のユーザーが日本型の車輛を欲しいと思うのは当たり前の事でしょう。
でも日本の大手メーカーはDCC車輛を売らないので、日本型でDCCをやりたかったら改造するしかありません。

改造には費用がかかるし、リスクもつきものなので、日本型をやりたい初心者がいきなりDCCに手を出すことはまず無いでしょう。ハードルが高すぎます。

一方アナログDC歴が長い方であればあるほど、アナログDCで楽しむ術が出来上がっているでしょうし、敢えてDCCを始める理由が無い限り手をだすことも無いでしょう。

これから鉄道模型を始めようという人がDCCの自国型車輛を手に取りやすい環境にあるかどうか、それがDCCの普及している国と日本との違いなのかも。。。

(良い、悪い、ではなくてそういう違いがあるのでは、という事ですので誤解なきよう)


DCCコネクターはあるものの、サウンドDCCのデコーダーや
スピーカーが微妙に収まらない(カトーEF58)

DCCコネクターが無い上、客室内以外にデコーダーやスピーカーを
載せるスペースが無い(トミックス名鉄モ510)

HOをDCCで始める人は日本ではマイノリティということは良く分かったのですが、それでも、なかなかに奥深く面白い趣味なので、今後もマイノリティな初心者なりにHOをDCCで楽しんでいきたい、と思う秋の夜。

別に、工作が嫌いなわけではないんです。

〽 DCも 鳴けば楽しい DCC(今宵は中秋の名月!)



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