2017年10月28日土曜日

ヘルシンキの市電 - Helsinki Tramway

欧州へ行くために飛行機で離陸する寸前、どういう理由なのかはわからないけども、中国上空の空域が突如閉鎖されてしまった。
飛行機はルートの見直しや追加の燃料の補給などで経由地のフィンランドのヘルシンキに大分遅れて到着。

本来ヘルシンキで乗り継ぐ予定の飛行機には乗り遅れてしまい、仕方なくヘルシンキで一泊する事になったのですが、こういうトラブルは案外と好きです。
思いもよらず観光できるのですから

ヘルシンキ中央駅前の市電乗り場

さっそく、街に繰り出しましたが、百貨店などのお店はもう閉店の時間でした。

交差点が広い

クリスマスのオーナメント等をお土産にでも買おうと思っていましたがあきらめました。

道幅が広い

買い物はできなかったけど、ヘルシンキはいろいろな型のトラムが走っていて見ていると結構楽しい。

この車輛が多く走っていました

ちょっと古い感じの車輛

こちらは新しい車輛かな

市電のレイアウトなんかあったら楽しそうですが、街の風景を作るのは大変そう。

市電、街の風景に溶け込んでます

旅行中のハプニングも悪い事ばかりではありません ♫

2017年10月16日月曜日

病院列車 - Hospital Train


鉄道模型にミリタリーという分野があったとは。。。
思いもよりませんでした。。。


フライッシュマンの病院列車で3両1セットです。
左から手術も可能な医務室車輛、暖房用のボイラー車輌そして病室車輛になります。

処置室兼医務室車輛(3軸です)

病室の車輛

ボイラー車の中は暖房用の蒸気をつくるボイラーが再現されており、扉を開けて見ることができます。また、天井にはボイラーからの大きなファンネルがとび出ています。

ボイラー車(扉を開けることができます)

どれもエポック I(鉄道創成期から第一次世界大戦・1919年ごろまで)の車輛です。
第一次大戦中の欧州戦線について知識を持ち合わせていませんが、なるほど各国が地続きの欧州では鉄道が兵站上の重要な働きをしたであろうことは想像に難くありません。

尚、今回のセットには3軸車が2両含まれていました。
3軸車は中央の軸がカーブで左右にスライドする様に出来ており、我が家のR356カーブも難なく通過します。

中央の車軸がシャシーの一部ごと左右にスライドします(写真では向かって上側)

写真向かって下側にスライド

良くできた、面白いつくりに、感心させられます。

2017年10月12日木曜日

国鉄の客車(3)

かつて国鉄にいくつかあった寝台鈍行のうち、紀勢本線を走る天王寺発・亀山行きの「はやたま」に乗ったことがあります。
寝台列車と言っても殆ど普通客車の寄せ集めで編成され、2等寝台車が2両連結されていただけでした。

出発を待つ「はやたま」天王寺駅にて

天王寺から新宮までの電化区間を牽くのはEF58。
暗いホームの端で出発準備を終えたEF58が空冷ファンの音を響かせながら佇んでいました。
EF58、恰好よかったです。

早朝の新宮駅に到着(ここで機関車はDD51に交代)

この列車に同じく連結されていたであろう開放席客車をカトーから何両か購入し、うち緩急車であるスハフ42の尾灯をDCCトラック上で点灯できる様にLED化しました。

せっかくなので、お客さんも乗せます

工作はシンプルです。
オリジナルの基盤についていた電球の代わりに3㎜径の白色LEDを、またダイオードの代わりに定電流ダイオード(秋月電子15mA E-153)を半田付けし直して終了です。

下の写真では、基盤の左側がLEDの+側で、そこに定電流ダイオードの青帯(カソードマーク)側を接続する様に半田付けしています。


基盤の左上が欠けているのはケーシングから外すときに誤って割ってしまったため

尾灯は点灯しっぱなしになりますが、床下にマニュアルスイッチがあるので消灯させることはできます。

尾灯の明るさはちょうどいいと思います
色が写真ではピンクがかって見えますが肉眼では濃い紅色に見えます

客室内にはプライザーのお客さんを乗せてみました。
このメーカーのフィギュアは、車輛や建物と組み合わせることで動きが出てきます。
動画の一コマを切り取ったような雰囲気を出すところが凄いと思います。

プライザーのフィギュア、止まっているのに動きが感じられます。

人形の仕草や態度が微妙に日本人と異なるのはご愛敬。
ガイジンの団体さんがご乗車です 笑

2017年10月10日火曜日

ひよっこ


デジカメ以前の古い写真が整理されずにけっこうたまっていました。
鉄道旅行の写真がそれなりにあって、いろいろと眺めていたら、また整理する時間が無くなってしまった。

おそらく、ほとんどの写真はコニカC35(家庭向けの一般的なカメラ)で撮ったもの。
ただ単に撮っただけ、という写真ばかりですが、80年代前半の日本の鉄道の雰囲気が良い意味で出ていたので少しだけご紹介。

まずは、国鉄の食堂車です。
特急雷鳥とメモがあります。
白のテーブルクロスがまぶしい。



この食堂車のウェイトレスさんの服装、最近どこかで似たようなのを見た気がしたと思ったら朝ドラの「ひよっこ」でした。


大阪駅、だと思います

お次は、ところかわって名鉄のパノラマカー。


線路に降りてサボの交換。
こういう風景は割と普通にあったように思います。

1号車のドアの脇に居るのはパノラマメイツさんです。


特急の車内で車掌さんの様な仕事をされていたように思います。


アナウンスも行ってます。

最後に山陰線。
たぶん福知山付近を走行中ではないかと思います。


青や茶色の客車の混成列車ですが、良く見ると窓から手やいろいろ出ています。
夏でも冷房などなかったので、こんな風にのんびりしていました。

2017年10月4日水曜日

HOマイノリティ

愛読している鉄道模型に関するブログ兼ホームページがあります。
筆者の方の鉄道模型への深い造詣と愛情が感じられるもので、またその楽しみを平易な言葉でわかりやすく伝えておられる。

私はそのブログ兼ホームページを読んで「こういう世界もあるのか」と心惹かれ、半年ほど前に、にわかに鉄道模型を始めた者です。

その筆者の方が、先日、ブログの中で「日本でのDCCの普及は難しい」という趣旨の事をコメントされていました。
正直なところ、多分そうであろうな、と薄々感じてはいたのですが。。。

思うに、
日本のユーザーが日本型の車輛を欲しいと思うのは当たり前の事でしょう。
でも日本の大手メーカーはDCC車輛を売らないので、日本型でDCCをやりたかったら改造するしかありません。

改造には費用がかかるし、リスクもつきものなので、日本型をやりたい初心者がいきなりDCCに手を出すことはまず無いでしょう。ハードルが高すぎます。

一方アナログDC歴が長い方であればあるほど、アナログDCで楽しむ術が出来上がっているでしょうし、敢えてDCCを始める理由が無い限り手をだすことも無いでしょう。

これから鉄道模型を始めようという人がDCCの自国型車輛を手に取りやすい環境にあるかどうか、それがDCCの普及している国と日本との違いなのかも。。。

(良い、悪い、ではなくてそういう違いがあるのでは、という事ですので誤解なきよう)


DCCコネクターはあるものの、サウンドDCCのデコーダーや
スピーカーが微妙に収まらない(カトーEF58)

DCCコネクターが無い上、客室内以外にデコーダーやスピーカーを
載せるスペースが無い(トミックス名鉄モ510)

HOをDCCで始める人は日本ではマイノリティということは良く分かったのですが、それでも、なかなかに奥深く面白い趣味なので、今後もマイノリティな初心者なりにHOをDCCで楽しんでいきたい、と思う秋の夜。

別に、工作が嫌いなわけではないんです。

〽 DCも 鳴けば楽しい DCC(今宵は中秋の名月!)