2017年10月12日木曜日

国鉄の客車(3)

かつて国鉄にいくつかあった寝台鈍行のうち、紀勢本線を走る天王寺発・亀山行きの「はやたま」に乗ったことがあります。
寝台列車と言っても殆ど普通客車の寄せ集めで編成され、2等寝台車が2両連結されていただけでした。

出発を待つ「はやたま」天王寺駅にて

天王寺から新宮までの電化区間を牽くのはEF58。
暗いホームの端で出発準備を終えたEF58が空冷ファンの音を響かせながら佇んでいました。
EF58、恰好よかったです。

早朝の新宮駅に到着(ここで機関車はDD51に交代)

この列車に同じく連結されていたであろう開放席客車をカトーから何両か購入し、うち緩急車であるスハフ42の尾灯をDCCトラック上で点灯できる様にLED化しました。

せっかくなので、お客さんも乗せます

工作はシンプルです。
オリジナルの基盤についていた電球の代わりに3㎜径の白色LEDを、またダイオードの代わりに定電流ダイオード(秋月電子15mA E-153)を半田付けし直して終了です。

下の写真では、基盤の左側がLEDの+側で、そこに定電流ダイオードの青帯(カソードマーク)側を接続する様に半田付けしています。


基盤の左上が欠けているのはケーシングから外すときに誤って割ってしまったため

尾灯は点灯しっぱなしになりますが、床下にマニュアルスイッチがあるので消灯させることはできます。

尾灯の明るさはちょうどいいと思います
色が写真ではピンクがかって見えますが肉眼では濃い紅色に見えます

客室内にはプライザーのお客さんを乗せてみました。
このメーカーのフィギュアは、車輛や建物と組み合わせることで動きが出てきます。
動画の一コマを切り取ったような雰囲気を出すところが凄いと思います。

プライザーのフィギュア、止まっているのに動きが感じられます。

人形の仕草や態度が微妙に日本人と異なるのはご愛敬。
ガイジンの団体さんがご乗車です 笑

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