2017年3月19日日曜日

DCCを使ったシャトル運転

それまで狭いテーブルの上の楕円形のトラックでトラムを走らせている分には何の問題もなかったのだが、レッドアローとDCCコントローラーを買ってからはそうもいかなくなった。

ドイツ製のECOS2というDCCコントローラーを買ったのであるが、これが狭い机の上には大きすぎて、遊ぶにはもっと広いスペースが必要。
部屋の窓際にちょうど縦長のスペースがあったのでここで折り返し運転をする事に決めた。

少し高さが低く、これまでの様に椅子に座って車両の走りを眺めることは出来ないものの、コントローラーを置くスペースは十分。

コントローラーのマニュアルを読むと「自動シャトル運転」が出来るらしいが、その為にはディテクターが必要らしい。という訳でまたも大枚はたいてディテクターを購入した。


DCCの自動シャトル運転機能を使うためにディテクターを購入したものの、そもそも鉄道模型のディテクターとは何?というのが当方の理解レベル。
英語で書かれたディテクターのマニュアルをダウンロードして読んでみました。

なんとなく理解できた気がして接続したものの肝心のコントローラーがディテクターを認識しない。悩んだ末にようやくリンクケーブルが接続されていないことに気付いた(トラブルとは得てしてこういうものか)。あとはコントローラーの画面に従って設定。楽チンであった。
以下どのような設定をしたかの備忘録です。

まずブレーキポイントを設定するためにトラックを分ける。
プラスティックジョイナーでA駅側とB駅側それぞれのトラックを本線から絶縁。

プラスティックジョイナー。12個入り
レールにはめてもほとんど目立ちません。


写真ではプラスティックジョイナーが目立つようにわざとバリをつけたままにしてあります。

向こうとこちらのブレーキポイント(コンダクター:B側のレール)にプラスティックジョイナーをはめ、それぞれ絶縁した先のトラック(B側のレール)とディテクターをワイヤリング。


ワイヤリング詳細は下のとおり。
画面右側の黒い太いケーブルがECoSリンクケーブルでこれをECoSコントローラ本体にある3か所のプラグのどれか好きなところに接続
ディテクターは上下二つのバンクに分かれていて、Rail Com対応はそれぞれ2か所。1,5,9,13がRail Com対応。今回は画面上側の9番(一番右)と13版(一番左)を使った。
中央の2本はディテクターへの給電で、コントローラー本体とディテクターのBとB、OとOをそれぞれ接続する。(給電は上下で分かれていて画面下側のバンクを使う時には同じように下側へも別途給電するようです)
先の9番と13番をそれぞれ絶縁区間のレール(B側)に接続する。
BとOで違う色のワイヤーを使えば分かり易かったのだが手持ちがなく全部緑色。いずれ分かり易いように色分けしたい。

コントローラーの設定をする。

コントローラーのセットアップ画面でディテクターが認識されました。

運転画面のスパナマークを押してShuttle Trainを選択。

運転画面のスパナマークを押してShuttle Trainを選択。
ディテクターの9番、13番ポートを選択。
各駅での折り返し待ち時間を10秒に設定

設定が終わるとスピードメーター内にシャトル運転マーク(黄色い機関車マーク)が表示されるようになりました。
これでスピードを上げるとシャトル運転が始まります。
できてしまえばなんて事はないのだが、最初はやはり、つまづく。
DCCも鉄道模型も初めての私にはかなりハードルが高い作業でした。

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