2017年6月17日土曜日

マカオの街並み


マカオに行く機会があったので、少しご紹介。

マカオは元ポルトガルの植民地だけあって街には今でもコロニアル様式の建物や景観がちらほら残っています。中国沿岸の景観と混ざり合って、なんともエキゾチックな雰囲気の漂う街です。



なかでもマカオに来てすぐに気付くのが、街の至る所で見られる白と黒の石を使った幾何学模様の石畳。
ポルトガルの街で見られるものと非常に似ています。




こういう石畳の上を歩いていると、ここがアジアであることを忘れそうになるから不思議です。
また、一歩路地に入ると、、、


そこには灰色のレンガで建てられた、


戦前の旧家が未だ残されていたり、、、


今の暮らしがあったりします。
この街もリスボンみたいで急な坂が多いな、と思いつつ、


アパートの屋上に目を移すと、そこには天台屋(屋上に建てられた違法建築の小屋)があったりして感心したりします。

飲む打つ買う、以外でもこんな雰囲気を味わうことができるのが、マカオという場所の様です。

ただ、残念なことにマカオにはトラムというか鉄道が走っていない。
小さなトラムが似合いそうな街なんだけどね。

2017年6月2日金曜日

マグレブ(リニアモーターカー)


マグレブ(リニアモーターカー)に初めて乗りました。

上海浦東空港から上海市内を結ぶ上海マグレブトレインです。
2004年から商業運航をしているそうですのでもう10年以上も実績があるんですね。


空港から市内まで約8分の短い乗車時間でしたが、出発して2分後には時速300km/hに達し、4分ほどその速度で巡航、そして2分かけて減速、到着という非常にスムーズな運転でした。



乗り心地は、速度相応の小さな揺れはありますが、特に不快なものではありません。
430km/hで運転する時間帯もあるそうです。
運賃は2等が片道50元(800円ぐらい)。


2等の車内は3+3列、シートは大分傷んでましたが、まあ許容範囲。可もなく不可もなくといったところです。

軌道はこんな感じ

マグレブの終点から上海市内の主要部まで行くには地下鉄やタクシーなどで移動しなければならず、すごく便利という感じではありません。

また、日本の様な超電導を使うマグレブでもありません。

それでも、速度300km/h以上でマグレブの商業運転を10年以上もしているという事実は、それはそれですごいことの様に思えました。